ボークの種類-1
【ピッチャーのボークは12項目、キャッチャーのボークは1項目】
▼セットポジションで完全静止を怠る
ボークの中でいちばん多いケース。静止した部分が明らかに分からないとボークとなる。タイミングを変えようとしたり、ゆっくりした動きで止める動作をしようとすると起こりやすい。
▼1塁への偽投
投手板(ピッチャースプレート)に触れているとき、2塁・3塁へは投げる真似だけをして投げなくてもいいが(偽投)、1塁に対してはボークとなる。軸足を投手板に触れたまま1塁へ足を踏み出せば、たとえ腕を振らなくても投げたとみなされる。投手板を外しているときはボークにならない
(特例)右ピッチャーが3塁へ偽投し、振り向きざまに1塁へ偽投した場合、3塁へ偽投したときに軸足が投手板から外れれば、それが投手板の後方でなくても外れたとみなされ、1塁への偽投はボークとはならない
▼投球動作の中止
セットポジションに入ろうとしてやめる、セットしてから投手板を外す前に手を解いたなど、投球動作が止まった場合。セットしてからバランスを崩して姿勢を維持できなくてもボークとなる。自由な足が投手板の後ろ縁を越えたらバッターへ投げなければならないが、2塁ランナーを誘い出す(ピックオフプレー)のために2塁へ送球することはできる
右ピッチャーは左足(左ピッチャーは右足)を上げてからでも3塁走者(左投手は1塁)をけん制することができる。しかし、上げた足がプレート後方のラインを越えてしまったら打者に投球しなければならないので、けん制球を投げるとボークとなる